民衆から拷問を受けていたドフラミンゴ親子でしたが…。
そこで、ドフラミンゴの"覇王色"が目覚める。。
全民衆が気絶した後、現れた少年(?)達。
幼き日のヴェルゴと幼き(?)日のトレーポル。
ドンキホーテファミリーの創設メンバーはこの3人だったんですね。
それにしても悪そうな子供だな、特にヴェルゴ。。
" 復讐する"力"を " " 与えようか "実はトレーポルが黒幕なのかと思うこの一言。
さすがに、ドフラミンゴがコイツの傀儡だということはあり得ないでしょうが。。
ドフラミンゴはその憎しみから、ロシナンテの目前で父ホーミング聖に引金を引く。
" 私が父親で " " ごめんな "最期まで人格者だったなぁ。。
しかし、覇王色を間近で受けて、意識があったというのは…。
ホーミング聖もロシナンテも結構すごいな。。
さて、再び時間は戻って…
ドフラミンゴの強襲によって混乱する島。
"寄生糸"によって殺し合いをするバレルズ海賊団クルー達。
そんな中、偶然鳥カゴに閉じ込められる難を逃れた少年「ドリィ」。
海賊達を見捨てて、その場から逃げ出します。
バレルズ自身もドフラミンゴの手に掛かり…
海賊達はほぼ一層されたころ、自ら幹部達の前に身をさらすコラソン。
一方、ローはコラソンに"海賊の盲点"に隠れさせられています。
"海賊の盲点"とは"宝箱の中"!!
しかし、外からの声と物音とからコラソンが幹部達に見つかったことに気付いたロー。
更に、続いて銃声が鳴り響く。
外に出ようとしたローでしたが…
開かない。。外に出れないロー。。
その間も外でコラソンが痛めつけられていることだけは物音から分かります。
そして、遂にドフラミンゴがやってきて…
半年振りに対面する兄弟。。
ドフラミンゴと…
コラソン。
幼少の頃、身寄りを失ったコラソンはセンゴクに引き取られたようです。
" M・C—01746… 「海軍本部」ロシナンテ中佐… "" ドンキホーテ海賊団船長ドフラミンゴ "" お前がこの先生み出す惨劇を止める為…潜入していた"
" おれは「海兵だ」 "ロシナンテの寄りかかる宝箱の中にいるロー。
そのローに、ドフラミンゴに話す振りをして…語りかけるロシナンテ。
" ウソをついて悪かった……!!! " " お前に嫌われたくなかったもんで…!!! "ローの行方と、オペオペの実の所在を問うドフラミンゴ。
彼の問いかけに
" "オペオペの実"は… ローに食わせた " " ……あいつはもう能力者 ——うまく檻の外へ出てったよ……!! "今頃ローは海軍本部の監視船に保護されているはずだというロシナンテ。
更にベビー5が「少年を保護した」という通信を傍受したとドフラミンゴに進言。
おそらく保護されたのは先程の少年「ドリィ」でしょう。
この偶然に一番驚いたのはロシナンテでしょう。
" やっぱりロー…お前は生かされてるんだ 次から次へと救いの神が降りて来る "この通信とロシナンテのはったりに「ロー」が保護されたのだと信じ込んだドフラミンゴは鳥カゴを解いて「ロー」奪還のために出航を命じます。
自分のために死ねる様にローを教育するために…。
" —まったく余計なことばかりしやがって 何故おれの邪魔をする!!!コラソン!! " " なぜおれが実の家族を二度も殺さなきゃならないんだ!!! "宝箱の中でこの発言を聞いたローは心配して、内側から何度も箱を叩きます。
" 大丈夫だって言ったよな!!! "ロシナンテによって"凪"をかけられているローの出す音は誰にも届くことはありません。
唯一、その振動だけがロシナンテの背中に届くのみ。
ロシナンテはローに心配させないためにウソをついていた…。
既に死ぬ覚悟をしていたのにも関わらず…。
ドフラミンゴの狙いはローと"オペオペの実"で、さらに自分は血のわけた兄弟だから殺されることはないと。。
そして…全てが終わったらとなり町で落ち合おう…と。
" 愛してるぜ!! " 最後に見せる顔は"笑顔"で…。
箱の中ではローが激しく箱を叩く。。
" 約束が違うよ!!コラさん!! "
" 殺されねェって言ったよな!!! "
ドフラミンゴに銃を向けたまま立ち上がるコラソン。
" もう放っといてやれ!!! " " あいつは自由だ "しかし…
無情にも鳴り響く銃声。。
宝箱の中で泣き叫ぶロー。。しかし、その声が聞こえることはない。。
" まだだ…もう少し生きてるぞ… 今…死んだら " " とたんにお前にかけた"魔法"が解けて… お前の「声」が…「音」が…島に響いちまう "" 歩けロー " " 遠くへ……遠くへ……!! "" もうお前を縛るものは何もない…… "" "白い町"の鉄の国境も… " " みじかかった寿命も "" 誰もお前を制限しない "" お前はもう 自由なんだ……… "
ひとり、静かに…。
その表情はまるで笑っているかの様に…。
戦場に響く鳴き声。その声さえも砲撃によってかき消される…。
死の淵にあっても、最期の最期までローを守るために…。
そして、守り切った。。
コラソン、いやロシナンテ格好良過ぎましたね。
それにしてもドフラミンゴの発言。
" なぜおれが実の家族を二度も殺さなきゃならないんだ!!! "
意外と、父親を殺したのも悔いているんですかね??
結構"家族"想いですからね。。
さて、それにしても偶然というか、巡り合わせというか。。
おかしな縁もあったものですね。
おそらく保護された少年は「ドリィ」。
ディクス・バレルズの海賊船にいた少年。
まあ、状況から考えてX(ディクス)・ドレーク本人と考えていいでしょう。
ローは彼のおかげで助かった様なものですね。
"最悪の世代"の二人がこんな形で繋がっているとは。。
まあ、逆に言えば、ドフラミンゴが鳥カゴを使わなければ「ドリィ」は海軍に保護されることはなかったわけですし、「ドリィ」が海軍に保護されなければドフラミンゴが鳥カゴを解除することはなかったのでローが逃げることも出来なかったわけです。
つまり、"最悪の世代"である"死の外科医"トラファルガー・ローと堕ちた海軍将校"赤旗"X・ドレークを生み出したのはドフラミンゴとも言えるかもしれませんね。
しかし、皮肉なものですね、ドレークは。
結局、父子揃って海軍将校から海賊に…。せっかく父親の手から逃れて海軍に保護されたのに…。
コラソン編は終わり、次号からは遂にドレスローザ編クライマックス突入ですかね??
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