FAIRY TAIL 第403話「エルザ vs. キョウカ」レビューです。

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遂に真のエーテリアスフォームを疲労するキョウカ！！
その力はエルザの剣と鎧を容易く砕く。。

そして...



フェイスと生体リンクを結んだキョウカは己の意志でフェイスの発動を早められるようになっており、まさに絶体絶命。

しかし、絶望は留まることを知らない。。

キョウカの呪力は..."強化"

その力は一秒毎に増していくと言う。



"  無限に力を増す悪魔 "

無限に力を増すって、それってマルド・ギールより強くなるんじゃないの？？
下手すればENDとかゼレフよりも...。

おそらく、身体の方に先に限界が来るんでしょうが...。

だから今まで使ってなかったとか。。
フェイスと生体リンクを結んだ今、その命はフェイスの発動と共に尽きる。

それだからその"呪力"を解放したのかな？？
どうせ死ぬからと...。

しかし、その死をも受け入れているキョウカ。。



自分が死ぬことでで、ENDが復活するなら、ゼレフの元へ行けるならと。。

既に狂信に近いですが...。

まあ、仕方ないと言えば仕方ないですよね、キョウカは。

一人だけ、マルド・ギールに折檻されるし。
生体リンクの件だって、マルドギールの命令で半強制的だったし。
しかも実質捨て駒扱いですよね。。

そこまで献身的に使えてたのにも関わらず、マルドギールはジエンマとかいう新入り九鬼門より強いとかいって可愛がるし。

踏んだり蹴ったりですよね。そりゃやけくそにもなるわ。。

まあ、九鬼門の長といえば聞こえはいいですが、結局中間管理職のような立場だということですよね。

どこのコミュニティでも中間管理職は大変、大変www

キョウカ本人は、これは運命なのだと、セレフ書の悪魔はゼレフの下へ還る、その帰巣本能なのだといいますが...。

生体リンクを繋ぐよう命令された時の表情などを考えると、それらは単に自身を納得させる為の、まるで自身に言い聞かせているかのように思えますね。

本当は自分を犠牲になんてしたくないんじゃないのでしょうか。。
つくづく救われないキャラですよね。
fairy tail一不遇なキャラかもしれない。。

更に、エルザに痛いところをつかれます。。

" いいや おまえは死を選んだ "



" 仲間と共に歩く道をあきらめた "

そもそも"冥府の門"には仲間らしい仲間が存在しないんですよね。

もしかすると、キョウカは最も"人間らしい"悪魔だったのかもしれませんね。。

エルザの言葉に逆上するキョウカ！！




呪法の力でエルザの痛覚をむき出しにします。
力を抑え切れず、その力は周りにいたミネルバ達にも及び...。


風が吹くだけで激痛の走るエルザ。。




更に、キョウカの加虐は執拗に続きます。

" 直にこの世を去る此方の最後の苛みだ "

" もっと絶望しろよ エルザ "

と。やはり生に未練があるようにしか思えない...。

そして、視覚、触覚、味覚、嗅覚、そして聴覚...五感を全て奪い取り...



エルザは闇...無の中を漂う...。

あるのはただ、痛みだけ。。




勝ち誇るキョウカ。。
しかし...

" たとえ何を奪われようと "



" 私の道を照らす光は誰にも奪えない "

五感全てを奪われ、全身を堪え難い激痛に包まれながらも、尚も立ち上がるエルザ。。

" 何も見えなくとも 何も聴こえなくとも 私の菜kには光がある "

" 仲間と共に歩いてきた道が 私の明日を照らすんだ "



" 何も恐れることはない "

その気高き心は常に仲間と共に...。

" 究極の痛みとは "



" 光を失う痛みだ "

さすがはエルザ！！



" これぞ エルザ... "

まさしく！！

それにしても、エルザの性格のせいかエルザの敵はいつも"エルザ"に"入り込む"というか"執着"している用に感じます。。距離感が近いと言うか...。
"大勢の中の一人の敵"としてではなく"エルザ"として戦っている気がします。
なんと言うか、他のフェアリーテイルのメンバー、例えばナツとかルーシィが敵に"ナツー！！"とか"ルーシィ！！"とかって名前で叫ばれてるのは非常に違和感がありますが、エルザの敵が"エルザ！！"と叫びながら向かって来るのはしっくりきます。

まあ、なんとはないただの個人的な感想なんですが。。


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