十尾を呼び出し、結界を解いたオビト。
十尾は植物なのでしょう。
オビトの張った結界の範囲をゆうに超える大きさに急激に成長した十尾。
そして、そのツタが忍達に襲いかかります。
巻き付かれた忍は瞬時にチャクラを吸い尽くされ見る見るうちに干涸びてゆきます!!
他の忍びの比ではない程のツタに追われるビー。
八尾が言うにはこの姿こそが十尾の
最終形態"神樹"だそうです。
忍達はチャクラを吸い取られ、ナルトの与えたチャクラも無駄になってしまいました。
こんな状況でも、闘い続ける柱間とマダラ。
さすがに余裕だな〜、この人達は。
全てのチャクラは、神樹のものであり、
神樹は奪われた
チャクラを取り戻そうとしているのだ…とマダラは言います。
マダラは語ります。何故
"忍"が生まれたのかについて。
曰くー"チャクラ"の概念さえ知らない頃から人々は争い続けていた。神樹はそれらに巻き込まれる事もなく、人々に聖なるものとして崇められていた。神樹は1000年に一度、実を付ける。しかし、伝承でその実に手を付けるのは禁忌とされていた。しかし、その時ある姫が戦争に勝つ為に、禁断の実を食べてしまった。その姫の名は"大筒木かぐや"。(←迦具夜比売命のことですね。)
それによって、神の力を得た彼女はたった一人で争いを治めた。彼女こそがチャクラを使った最初の人であり、"かぐや"の子供は生まれながらにチャクラを宿していた。しかし、神樹はチャクラを奪われた事を怒り、奪い返そうとして動き暴れ出す。これが十尾であった。この十尾を止めた"かぐや"の息子。
彼の名は"大筒木ハゴロモ"。忍びの始祖、"六道仙人"と呼ばれた男。この話は
うちはの石碑に刻まれていた内容であったようです。
争いを止める為に、禁断の果実に手を付けたかぐや。しかし、争いはより凄惨なものになります。
その事実を知ったマダラは絶望し、この世に
"本当の夢"などないと…。
そして、それならばいっそ。
"また神樹に頼った力が、大幻術こそが"さらに先の夢"なのか?"とマダラに問う柱間。
"ああ …だがほんの少し違う…"
"この神樹のつぼみが開花した時 花の中の眼が天上の月に映り無限月読は完全となる"
"そして"
"それを為すのは… このオレだ"一方、ナルトも十尾に捕まってしまいます。
水遁・水断波!!
で助け出そうとしますが、十尾のツタが多過ぎて、追いつきません。
ミナトも全員を飛雷神で飛ばした上に、十尾にチャクラを奪われ、ナルトのもとへ飛ぶチャクラがない。
(ミナトは最初に十尾のツタがのばされた時に、九喇嘛モードで少し捕まってます。その際に九喇嘛モードも解けたようです。)
…でも少なくとも人柱力モードは保っているようですが…飛雷神ってそんなにチャクラ使うんでしょうか??
九喇嘛モードはおろか
人柱力モードまでとけるほどにチャクラを奪われたナルト。
そのピンチを救ったのは…
プロフェッサー!!猿飛ヒルゼン!!如意棒で十尾を破壊し、ナルトを助けます。
あれ、三代目って消失させられたんじゃ…??
あの時はまだ陰陽遁ではなかったのか。しかし、では今まで一体何を??
やはり、
全身飛ばされたから再生が遅かったのでしょうか??
そこにやってきた扉間とミナトと合流し、扉間の飛雷神で安全域に飛びます。
しかし、さすがに火影はすごい。
十尾に全く捕まる気配がないですね。
二代目も三代目も四代目もナルトのもとに辿り着くまでに相当量のツタに追われているだろうに…。
忍連合はほぼ壊滅しています。
ヒルゼンに抱えられながら、それを見て歯を食いしばるナルト。
そして、オビトは…。
"もう… じっとしていろ…"
"お前らは …充分耐え忍んだ"
さて、この大筒木ハゴロモ。柱間の回想で出てきた羽衣一族と何か関係が…??
でももし、六道仙人と羽衣一族の間に密接な関係があるようだったら、千住とうちはの二部族突出の状況にはならなかったでしょうしねぇ。
それから、大筒木カグヤとかぐや一族も…??
てか、親子なら同じ一族では??
ってか、君麻呂の感じからするとかぐや一族って確かに、血継限界持っていて希少ですし、戦闘民族といわれる程ですし、なきにしもあらずとも思うのですが…。
体術メインであんまり、忍術を使うイメージがないので、初めてチャクラを宿した女性であるカグヤと結びつけるのはな…と。
それに、カグヤは争いを止めたかったわけですからね。好戦的とはちょっと考えられない。
ま、時間の流れとかなんとかで、なんとでも説明はつくのでしょうがね。。
このあたりも、今後の注目点ですね。
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