"兵隊さん"を想い、涙を流すレベッカ。
ルフィは既に"兵隊さん"と出会っています。
囚人剣闘士達はコロシアムから出ることすらゆるされていないようです。
"オモチャ"も"人間"と同じだと語るレベッカ
"兵隊さん"を"親も同然の人"だと言います。
しかし、この喋り方では彼女は
オモチャの存在を肯定しているし、共存も望んでいますが、
その正体、つまりもともとは人間であるということは知らないようです。あくまで
"オモチャ"は"オモチャ"であると受け入れているようですね。
"兵隊さん"のこともその正体は知らないのか、或は
"忘れて"しまったのか。少なくとも、
人間であった頃の"兵隊さん"の記憶は全くないようです。
そうこうしているうちに、Dブロック開始のアナウンスが!!
落としてしまったコロ弁を食べるルフィをみて唖然とするレベッカ。。
これはどういう意味で唖然としているのでしょうね?www
"ーお前囚人には見えねェ" "決勝で会いましょう" そう、いい残し試合場へむかうレベッカ。
〜回想〜 幼いレベッカ。
花畑に囲まれた小さな家で母親と二人幸せそうに暮らしていました。
しかし、国に異変が…。
"国王は一体どう為されたんだ!!?" "やめてくれェ〜!!" "リク王軍が村に火を放ったァ!!!"
国民達の声。
なんだか聞いたことのあるような…。そうです
アラバスタです。
おそらく、この国も
アラバスタ同様、陥れられたのでしょう。
そして、この国では成功してしまった…。
燃え落ちる王宮。
それを涙を流しながら眺めるレベッカの母、
スカーレット。
そして、スカーレットとレベッカに魔の手が伸びます。
おそらく、
ディアマンテかと思いますが…。
そこに"兵隊さん"が駆けつけ、スカーレットとレベッカはなんとか逃げ切ります。
しかし、ディアマンテと闘って命があるって、"兵隊さん"なかなかの強さですね。
…あれ?もう"兵隊さん"なの?
既にオモチャになってますね??
さて、逃れたはいいものの、食べ物もないスカーレットとレベッカ。
スカーレットはレベッカを花畑に隠れさせ、単身食料を買いにいきます。
母の帰りを待つレベッカ。
しかし、帰ってきたのは"兵隊さん"と、彼の腕に抱かれた
既に息を引き取った母親でした。
"ハァ…!! ハァ…!! ゼェ…!!" "まも …守れなかった…!!!"
"ハァ すまない!!! キミの母さんを守れなかった…"そして、レベッカに食べ物を手渡す"兵隊さん"
"…これを渡して欲しいと言われた キミが…お腹をすかせて待っていると…!!"スカーレットは死の間際までをレベッカのことを想っていたのですね。
"兵隊さん"が語るにはスカーレットは旧国王時代
"えらい人"だったと、それ故殺され、更にはその血を引くレベッカも狙われていると…。
そして兵隊さんは続けます。
"キミの母さんは守れなかったが……!! 命に換えてもキミの事は守りぬく!!"
"キミがいつか幸せになれる日まで!! 私はずっとそばにいる!!!"母を守れなかった"兵隊さん"なんか嫌いというレベッカをなんとかなだめようとする兵隊さん。
やってきた新国王とは
"ドフラミンゴ"!!
おそらくですが、クロコダイルのようなクーデターを起こしたのでしょうね。
兵隊さんはレベッカの為に必死に働き、
必死に彼女を守ります。
いつしか、レベッカも兵隊さんに心を開くように。
"兵隊さんは〜勇敢で〜♪""いつでもキミのそばにいる〜♪" そして、ようやくレベッカの住む家を見つけることができた兵隊さん。
しかし、村にいる以上
「オモチャの法」によって、兵隊さんは家に入る事は出来ませんし、夜は
「オモチャの家」にいかねばなりません。
しかし、レベッカが起きる頃には必ず戻ってくると約束する兵隊さん。
"いつもそばにいる証拠に 毎朝新しい花びらを1枚"
"窓のスキ間から落とそう"〜回想終わり〜Dブロック試合
リングに足を踏み入れるレベッカ。
流れるアナウンス。
"当コロシアムきっての美少女剣闘士!!! "幻の王女"!!!"
浴びせられるブーイングと罵声の数々。
耐えるレベッカ。本当に強い子ですね。
レベッカは
"先代国王"の孫娘だったのです。
次号休載!!さて、少し考察。
クロコダイルがアラバスタでやろうとしていた悲劇が、この国では為されてしまったのですね。
おそらくアラバスタでもルフィ達が介入しなければ
同様の悲劇が起きたのでしょう。
ところで、仮に"兵隊さん"も
"忘れられた者"であるなら彼を
"忘れた者"がレベッカである可能性は高いですよね。
突然何も関係のない"兵隊さん"がレベッカを助けるとは考えづらいですし、少なくとも"兵隊さん"はレベッカのことを良く知っていたと考えるべきでしょう。
ワンポコもそうでしたが、オモチャになった側は記憶を忘れることはなく、オモチャとしてでも自分を"忘れてしまった"大切な人々の側にいるようです。
とすると、兵隊さんは
レベッカの近親者、或はとても親しかった人物であると考えられます。
もしかして、"兵隊さん"ってレベッカの父親??いや、さすがにドフラミンゴの手にかかっているか…。
でも、父親の描写は全くないし…。
それからどういう経緯で、レベッカは剣闘士になったのでしょうか?
彼女の性格的にも自分から乗り込んだ気がしますが…。
どうやってここまで強くなったのでしょうね?
またなぜ、クーデター時レベッカと母親は王宮に住んでいなかったのでしょう?
"兵隊さん"が逃がしていたのでしょうか??
そして最大の謎ですが、なぜ
「オモチャの法」は必要なのでしょうか??
"忘れられた者達"と
"忘れた者達"というのはやはり、
"オモチャにする能力"の副産物と考えるよりも、ドフラミンゴによる
人為的な記憶操作と考えるほうが妥当でしょう。
とすると、その記憶操作に不安が残るため、
オモチャと人間との過剰な接触を禁じているのでしょうか??
しかし、仮にそうであるのならば、
「オモチャ達」を自由にしている時点でおかしいですよね。
極論、何かしらの秘密を守りたいのであればオモチャ達は排除してしまえばいいのですし、わざわざ生かしている理由が…。
もしかして、
夜間にはオモチャ達は人間に戻るとか…?それを防ぐ為の施設が"オモチャの家"??でも、少しの間とはいえレベッカは夜の間も兵隊さんと一緒にいたわけだしなぁ…。
しかし結局のところ邪魔ならばドフラミンゴがオモチャの存在を許容しているわけがないんですよね。
だから、生かしてはおかねばならない理由が確実に存在するはず!!
そして夜!!この辺りに何かがあるのは確実なのですが…。
しかし、おそらく
"オモチャのチャチャチャ"にヒントが!!(←本当かよwww)
新たに、疑問が生まれる回でした。今後の展開がますます気になりますね。
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